2011年12月アーカイブ

2011.12

30

Fri

2011年はクリスマスから寒波が到来し、冬らしい気温が続いています。さて雪山に入山する装備でもブーツはとても大切な装備のひとつと言えるでしょう。そこで簡単にブーツの紹介をさせていただきます。ブーツの分類は製造メーカー毎に若干異なりますが概ね下記のようになります。

ブーツのカテゴリー

1:ハイ・アルティチュード/写真3

2:マウンテンブーツ(冬仕様)/写真2

3:マウンテンブーツ(無積雪期仕様)/写真1

4:バックパッキング

5:ハイキング

マウンテンブーツ(無積雪期仕様)/写真1は、降雪のない季節に岩稜でのフリクションや耐久性、夏でも融ける事のない雪渓での確実な歩行を目的として作られています。つま先のクライミングゾーンや残雪の時に使用するクランポンのための踵のコバなどの形状にそのコンセプトが見て取れます。マウンテンブーツ(冬仕様)/写真2は、前者に比べてソールの厚さにボリュームがあります。これは雪をグリップさせるソール形状と断熱性を意味しています。深めの足首はクランポン歩行での安定性を、カフ部分のネオプレンは密閉性を意味します。一見、同じように見えるブーツもパーツひとつひとつに機能があり、そこから自分に適したブーツを選ぶことは登山の楽しみのひとつと言えるでしょう。ハイ・アルティチュード・ブーツ/写真3はその名の通り、標高の高い場所での使用を想定し、ビルトインゲイターで密閉性を高め、低温に対応させています。これから雪山を目指す方、マウンテンブーツ(無積雪期仕様)からアップグレードを考えている方、ぜひマウンテンブーツ(冬仕様)を店頭でみてください。   

       

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写真1:SCARPAトリオレプロ            写真2:SCARPAモンブランGTX

 

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写真3:SCARPAファントム           写真4:並べてみました

 

 

                      

 

 


笹倉孝昭(ささくらたかあき) (2011年12月30日 21:27)

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寒波の訪れたクリスマス連休は、南アルプスの聖岳へ

今回の上半身のレイヤリングをどのようにしていたのか具体的にご紹介しましょう

標高1000m〜1500mでは薄手肌着(ウール混ハイテク素材を使用)+中間着(フリース) 気温は0℃前後でした

標高1500m〜2100mでは20数キロ担いで登っていても寒さが凍みてきたので 上記+中間着(ウール)気温はー5℃前後

標高2100m〜2400mでは稜線上に出た事もあり防風対策と保温対策で上記+アウタージャケット(厚手)気温はー5〜10℃

そして避難小屋に入り

アウターを脱いで変わりにダウンジャケットで保温しておりました

翌日の聖岳アタックでは

厚手肌着(ウール混ハイテク素材)+中間着(ウール)+中間着(フリース)+アウター

小屋を出るときの気温は−12℃ それでも動き出すと温かくなるので、それまで着ていたインナーダウンを脱いで行動開始です

冬山のレイヤリングでは気象条件(気温、風)が大きく左右しますね

次回はお正月明けの氷ノ山

さてどのようなレイヤリングになるでしょうか、、、

島田和昭(しまだかずあき) (2011年12月27日 00:25)

クリスマス寒波で大荒れの予想される山岳地帯を避けて、比較的温暖な瀬戸内の小豆島へクライミングに行きました。日だまりは暖かさがあるものの、風の当たる場所はさすがに岩も冷たく、登れるエリアは限られました。

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写真左:高度感のあるクライミング    写真右:小豆島の岩場

笹倉孝昭(ささくらたかあき) (2011年12月26日 12:28)

2011.12

25

Sun

昨日のクリスマスイブから日本列島は寒気に覆われています。12/27 頃までは関西の低い山々でも雪が降りそうですね。参考程度に上空1500m付近と5000m付近の寒気の様子です。

201112250900_寒気.png 吉田産業海洋気象部様のデータ借用しています。

クルマの外気温計を見ていたら、今日25日のお昼頃、海抜200mの気温が5.5度程度、阪神高速がはしる海近くで7.5度程度でした。200mで2度ほど違いました。気温計はものすごくアバウトなのでご勘弁を。

高度を100m上げると、0.6度~0.65度ほど気温が低下するといわれています。もう少し詳しく見てみると、空気中の水蒸気が飽和するまでは「乾燥断熱減率」といって、100mで1度も気温が低下するそうです。気温が低下する事で雲が発生するようになると、今度は水分自体にエネルギーが使われてしまうので、この場合「湿潤断熱減率」といって、100mで0.5度気温が低下するのだそうです。

今は寒い時期ですが、海抜0mで気温30度の時、3000mの山を吹き下るフェーン現象について考えてみます。(2010年8月既出)

1:海抜0mから1000mまでは、まだ、水蒸気が飽和していないので「乾燥断熱減率」を当てはめて、(1000 / 100) × -1= -10 なので、30‐10 = 20度 の気温となります。

2:海抜1000mから3000mでは雲が湧きあがるので、「湿潤断熱減率」を当てはめて、(2000 / 100) × -0.5 = -10 なので、20-10= 10度 海抜0mで30度だった気温は3000m稜線では10度まで下がるのです。全体の平均では20度 / (3000 / 100) = 0.67度 / 100m となります。

3:海抜3000mで水分を失って乾燥した冷たい10度の空気が、今度は海抜0mに向かって吹き下ったらどうなるでしょうか。乾燥しているので「乾燥断熱減率(増率)」を当てはめると、(3000 / 100) × 1 = 30 なので、10 + 30 = 40 度の熱波となるのです。

さて、なぜ今頃、この話題を持ち出したのかというと、夏、蒸し蒸しする頃、同じように車の外気温計を同じ地点で比べた時、気温の低下は1度~1.5度程度だった気がするからでした。

つまり、乾燥した冬は2 / (200 /100) = 1 度の変化、湿った夏は 1~1.5 / (200 / 100) = 0.5 ~0.75 度のようだからです。乾燥した冬の方が高台は寒いのかもしれませんね。そういえば、某エアコンメーカーの宣伝に湿った空気で暖かく感じて節電とかうたっていました。空気(窒素や酸素分子)よりも大きな水分子の方が沢山エネルギー持つのだから、当然かもしれません。

山では冷たく湿った状態は体から沢山の熱を奪い取ってしまうので、要注意です。乾いた空気を身にまとうレイヤードを心がけたいものです。

お正月の山、気を付けてお出かけください。

加藤ガイドのHPには、自然、花、地質、鉱物などを載せています。

 

 

加藤智二(かとうともじ) (2011年12月25日 16:53)

2011.12

15

Thu

ようやく雪の降った八ヶ岳に行きました。大同心と赤岳をそれぞれバリエーションから登りました。例年よりは温暖なものの、体が寒冷地に慣れていないので、寒く感じました。

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写真左:冬期クライミング      写真右:アプローチにて

笹倉孝昭(ささくらたかあき) (2011年12月15日 12:22)

2011.12

10

Sat

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登山学校で行われている「天気と自然状況を読む知識を学ぼう」の実技山行にあたる 今回の山は鬼伝説の大江山

残念ながら?冬型気圧配置が緩み、とてもラッキーな雪山登山になりました

雪山の歩き方 ツェルトを利用した防寒対策 冬山のお話など させていただきました

次回は1月14日(土)高野山にて「地図と自然状況を読む知識を学ぼう」です

次回も島田がサポート致します 実践的な読図をぜひお楽しみ下さい

島田和昭(しまだかずあき) (2011年12月10日 22:38)

大正時代から行なわれている「六甲山全山縦走」。毎年11月に神戸市主催の大会も開催されています。私自身も高校生の頃から、大会に出たり、仲間といろんなスタイルで取り組んできました。今回は「1泊2日で、しっかりと歩くスタイル」でトライしました。

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写真左:朝日 @須磨     写真右:夜間歩行 @三国池

笹倉孝昭(ささくらたかあき) (2011年12月 6日 11:59)
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