2011.04

28

Thu

新緑の季節になったのですが。

先日、富山県の低山「鍋倉山796m」に行ってきました。この山の先にある「大地山1167m」へは地元の方が積雪期、無積雪期に関わらず登られているようです。

4月26日、残雪木にこの鍋倉山に登っていて気になった点が「ナラ枯れ」です。そう去年、富山でも猛威を振るったあの「カシノナガキクイムシ」です。タムシバとマンサクが咲き、足元にはフリル付けたピンクのイワウチワ、清楚にたたずむカタクリが咲いているのに、新芽を出さない枯れ木が目立つのです。

今年の盛夏、広葉樹林帯がナラで覆われることはありません。さて、太陽光線の争奪戦に勝利する樹木は何になるでしょうか。植生が大きく変わるきっかけとなるのは間違いないでしょう。大きく太いナラやカシが枯れたようですが、もし、幼樹が残っていれば、大きく種類が変わることはないでしょう。今度、山に入ったら、よく観察してみたいと思います。

マンサク 

1542_20110426_nabekura_03.JPG

タムシバ 

1542_20110426_nabekura_01.JPG

イワウチワ 

1542_20110426_nabekura_02.JPG

カタクリ 

カタクリ01.JPG

残雪の斜面と枯れてしまったナラ 

カシナガ被害01.JPG

加藤智二(かとうともじ) (2011年4月28日 14:06)

ガイドプロフィール
名前: 加藤智二(かとうともじ)
1960年生まれ
資格: 社団法人日本山岳ガイド協会 認定登攀ガイド
日本プロガイド協会、日本山岳レスキュー協会 所属
国立登山研修所 講師
ガイド紹介ページへ
カレンダー
2011年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
検索